
おたけの郷ブログ
【施設長ブログ】 注文を間違える料理店(原宿)
9月20日(土)
「注文を間違える料理店」に参加してきました。
初めて参加させていただいたのが、2024年7月。
幕張メッセで開催した注文を間違えるレストラン。
次いで2024年9月。
こちらは東京都庁で開催された「注文を間違える料理店」
今回は原宿で開催されたのですが、3度目となる参加。
参加と言っても、これまでのようにおたけの郷の入居者の方が参加させていただいたわけではなく、本当に外部から眺める程度の参加ではありましたが(汗)
以下、厚生労働省のHPより。
- 1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の啓発を実施しています。
また、わが国でも2024年1月に施行された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」において、国民の間に広く認知症についての関心と理解を深めるために、毎年9月21日を「認知症の日」、9月を「認知症月間」と定めています。-
認知症の理解を深め、正しい知識を学び「認知症の状態にあったとしても一人の国民として生き続ける事ができる共生社会の実現に向けて」
この認知症月間に伴い、全国では約7500ものイベント等が実施されています。
今から約27年前。この業界に何の知識もなく飛び込んだ僕から見て、認知症(当時は痴呆)の状態にある方は「????????」の連続でした。
だって、施設に入所しているにも関わらず「家に帰ります」って言ってきたり、夕飯を食べたばかりにも関わらず「早くご飯ください」って言ってきたり、何か手に持っているのでお手玉でもしてるのかな?と思い近づいてみるとそれがご自分で便であったり…
何でだろう、何でこんなことするんだろう?
認知症(痴呆)という状態となると、全てがわからなくなってしまう、全てができなくなってしまう、といったネガティブなイメージしかありませんでした。
それから月日が経ち、様々な方と出会い、学び、実践を重ね「認知症の状態にあっても一人の人である。当然の事ながら人として生きる権利を有しており、人として生きる姿を創り上げる事が僕たちの仕事である。まだまだ出来る事はたくさんあるし、一番身近にいる僕たちがその力を信じ、発揮できるよう専門職として努め勤めあげるべき」
そんな考えへと変わっていき、その考えが今の自分を支えるエネルギーとなっています。
僕にはまだ、今回のようなイベントを開催するような力も人脈も全くありません。本当に中心となって活動されている方々の行動力には尊敬しかありません。
だからと言って何もせず…という日々を過ごすのではなく、まずは自分の施設に入居されている方々が、少しでも僕たちの生活に近づく事ができるよう今日も明日も明後日も、1日1日を大切にし試行錯誤していきたいと思います。
本当に外部から眺めているレベルでしたので、実際に活動されている写真を掲載する事はできませんが…
店員として「働かれている」認知症の状態にある皆さん。
本当に素敵でした!!
毛呂征也

