
渋谷区かんなみの杜・渋谷ブログ
車椅子の座り心地を求めて
こんにちは!かんなみの杜・渋谷の理学療法士の中村です。
皆様はサイズが合わない靴を履いたり、背もたれが硬すぎる椅子に長時間座ったりしたことはありませんか?体が凝って、すぐに疲れてしまいますよね。
歩行が難しい入居者様にとって、車椅子は大切な「足」であり、一日の多くを過ごす「椅子」でもあります。安楽に座るためには、自分の身体に車椅子を合わせることが大切です。
かんなみの車いすの多くは、多機能型というタイプです。写真のように、肘掛けが跳ね上がり、足置きの取り外しや、背もたれベルトの調整などが可能です。
この中で座り心地に大きく関係しているのが、背もたれの調整です。
人間の背中は、まっすぐではなく緩やかにカーブしています。特に、少し背中が丸くなってきた方の背もたれシートがピンと張りすぎていると、体が前に押し出されて滑り落ちそうになってしまいます。
そこで、その方の背中の形に合わせてシートの張りを緩めたり締めたりします。
背中がピタッとシートに包まれると、「あぁ、楽になった」と体の力が抜け、リラックスして過ごせるようになります。視線も自然と前を向くため、ごはんが飲み込みやすくなる(誤嚥の予防)という大きなメリットもありますよ!
併せて座面クッションや足置きの高さを整えると、より疲れにくく安定した姿勢に近づいていきます。
ご面会に来られた際、もし「座りにくそうかな?」と気になるところがございましたら、いつでもお気軽に職員へお声がけくださいね。
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